ダブルツリー・バイ・ヒルトンがジョホールバルに
Ad
News Straits Times |
2年前に、ヒルトンワールドとダイマン・ランドマーク・ホテルによって、契約が行われた、ダブルツリー・バイ・ヒルトン・ジョホールバルが予定どおり、2014年7月にオープンします。
場所は、ジョホールバルの中心街、Ngee Heng通りの元ランドマークで、ショッピングモールのシティスクエアと隣接するコーズウェイの出入国管理局(CIQ)、JBセントラル駅に近く、また、シンガポールとのバス発着所、コタラヤバスターミナルのすぐ隣。
現在では、東西南北に街がひろがってきているジョホールバルの、まさに中心に位置するホテルのひとつとなります。
近辺には、国際会議センター、国際、国内企業の入ったビルがあるだけではなく、中国寺院、インド寺院を中心に、ジョホールバルのリトルインディア、チャイナタウンといわれる昔ながらの商店街に観光名所もあります。
ダブルツリーに関しては、あえて説明する必要もないことでしょう。
ここでは、お爺さんの家が、このNgee Heng通りにあったことで、この街並みに思い出がたくさんつまっているMs. Louの記事を紹介します。
親愛なるニーヘン通り(Jalan Ngee Heng)
ニーヘン通り154番の祖父の家で育ったころの、数々の幸せな思い出を想いおこしながら、この馴染み深い通りが、このような新しい様に変化するだろうとは、私たちの誰もが予想していなかったことでしょう。
その以前、Gereja通りのカトリック教会に隣接する土地は、「教会の土地」とされ、その土地沿いにあるニーヘン通りも、教会に属していました。
実際、この地域に住んでいた家族は、教会に属する人たちが主でした。
トライショーの写真を探している際、叔父のビクターの写真コレクションの中から、偶然、貴重な写真をみつけました。
この叔父は、写真撮影に興味があり、セントジョセフスクール写真部のメンバーでした。その叔父がとった写真の中に、トライショーをとらえた、1965年のチンゲイパレードの写真があったのです。
その中に、ニーヘン通りのショップロットの写った写真があり、その道の反対側が、ダブルツリー・バイ・ヒルトン・ジョホールバルとなっていることに気づき、興奮しました。
News Straits Times |
この写真からは、警察がショートパンツを身に着けていたり、また、このチンゲイパレードの主な通り道となるニーヘン通りの貴重な古きよき時代の様子がうかがえます。
新しい道路や高速道路と開発が進んでいるものの、伝統的で、かつ、ジョホール最大のお祭りであるチンゲイパレードのルートが、Jalan Trusから始まり、ニーヘンを含めた昔ながらのルートで行われることも、非常に興味深いものです。
これは、ニーヘン通りが、Jalan Trusの神殿から、Jalan Ulu Ayer MolekのXing Kong神社、そして、Jalan Trusの神殿へ戻るまでの直接ルートであるからなのでしょう。
このニーヘン通り163番に、すでにオープンしているONE63 European Bistro & Barの向かいに位置する、ダブルツリーバイヒルトンの最後の仕上げは、最初のゲストを迎える7月となります。
このコーナーショップが改装をはじめた10ヶ月ほど前、この通りを通るたびに、昔ながらの建物の構造を維持したまま、シックなカフェに変身していくのをみて、非常にうれしくおもいました。
そのカフェの料理だけではなく、あんなに古かった店が、モダンに変身したことでも興味がそそられました。
祖父の家は、バドミントンコートのある二階建てのバンガローで、このショップロットと反対の一番端に位置していました。
この通りにあった家族経営のチャイニーズショップ、インド人のドビ(洗濯屋)、コーヒーショップ、ブリキ職人に棺屋と立ち並んでいたころが、今でも思い出せます。
この通りでは、ビジネスが1階で、2階が住居となっていました。
1977年に、Jalan Tun Abdul Razakを開発する際、祖父の家は取り壊され、この通りのショップロットは、そのままとなりました。
元の居住者は、すでに移動しており、現在では、レストラン、クリニック、医療機関として販売、リースされています。
このニーヘン通りの風景が、この頃の開発で変わってきていることを考えているときに、驚くほどタイミングよく、One63での昼食の招待状を受けとりました。
この好機に飛びついた私は、このカフェの食事、サービスに魅力的な雰囲気に、とても感銘を受けました。
このカフェのビジネスパートナーから、まだいくつかのトレンディな飲食店が、この通りにオープンするだろうという将来的な話を聞けたのも良かったです。
この古いニーヘン通りが、こんなスタイリッシュな通りになるとは、誰が考えたでしょう。
ヒルトンのオープニングと、この通り沿いでの新規事業によって、洗練された都会的な顧客をひきつけていくことでしょう。
これからも、このような事業主が増え、今の要求にこたえるような活気に満ちた街づくりをしていってほしいものです。
先ずは、インタラクティブなキッチンからの地元料理、デリカテッセンからのペストリーやサンドイッチ、カジュアルなカフェ、ヨーロピアンビストロ、イタリアントラットリア、ラウンジバーでのワインや食事、さらには、グルメ食料品店での買い物さえも、ニーヘン通りでできるようになる事を楽しみに待っています。
Read more: Reinventing dear Jalan Ngee Heng - Johor - New Straits Times
スポンサード・リンク
クリック応援おねがいします
翻訳内容を含めたサイト内記事の無断転載、無断コピーなどはご遠慮ください。一部引用、転載の際の連絡は不要ですが、引用元としての当サイトへのリンクを追加ください。
日々のジョホールバル(Facebook) | ジョホールバル市街地マップ
関連記事:
0 件のコメント:
コメントを投稿