止まない山火事等からのヘイズ煙害の悪化を懸念して、
セランゴール、ネゲリセンビラン、マラッカにジョホールの4州にて、
cloud-seeding (気象種まき、人工降雨)
3月4日、本日行われることが決定しました。
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"Cloud Seeding" by DooFi - Own work. Licensed under Public domain via Wikimedia Commons |
ばんざい!
1.マレーシアの人工降雨
クラウド・シーディングには、、ドライアイスやヨウ化銀を利用したり、飛行機使用、地上からの操作など、いくつかの方法がありますが(Wiki日本語版)
マレーシアで行われるのは、塩水を雨雲にまく方法です。
今回のクラウド・シーディングには150kgの塩を含む1,000リッターの塩水タンク4つが利用されました。
写真:thestar.com.my |
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写真:thestar.com.my |
首都圏クアラルンプール近郊では、すでに始まっている計画的断水で多くの住人が非常に不便な生活を送っている上に、このぶ厚く停滞したヘイズ煙害で更に困難を極めているとし、この気象種まきによる雨が、ヘイズ煙害をきれいに洗い流すことはなきにしても、多くは、この政府の決定を歓迎しています。
マレーシア気象庁のモハメド・ヒシャムは、このクラウド・シーディングは、雨水収集池、ダム地域を焦点とする為、この地域での雨が、今日、すぐにヘイズ煙害を終わりにすることはないにしても、2~3日で強い風をおこし、この煙害を分散してくれるであろうと述べています。
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2.クアラルンプール近辺の計画的断水継続
当局では、対象地域に雨が降るものと確信してはいるものの、貯水池、ダムの水量がどれほど増えるかの予測は困難であるため、給水制限(water rationing)は継続されます。
また、水の節約の為に、利用は主に飲料、料理に入浴用とするように、との政府からの呼びかけにもかかわらず、多くは聞き入れていないようで、クアラルンプールのいくつかの洗車業者は、水道水が枯渇するまで営業を行うと主張しているようです。
第2弾の給水制限(water rationing)は、クラングバレーで開始され、200以上の地域、およそ220万人(2.2 million)が影響を受けます。
この給水制限は、2日間の断水に続き2日間の通常給水が繰り返されます。
この計画的断水のため、
プラスチックバケツに貯水用容器が多く利用されており、
なんとかこの困難な期間を乗り切ろうと試みている住人達には、
3.デング熱のリスクを警告
保険局からは、ネッタイシマ蚊(アエデスシマ蚊)が繁殖しないよう、これらのバケツ容器を定期的に検査することを呼びかけています。
今年1月以降のデング熱感染の大流行で、すでに36人の死亡者がでており、18,000以上となる感染者数は、前年の同時期と比較して350%となっています。
気象種まき
成功しますように
そして
Visit Malaysia 2014!
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