そして去っていくジュゴンたち。
まるで沖縄の少し前の話ではありませんか。
でも、今日は、
うれしいニュースです。
マレーシアの海岸沿いでは、急速かつ大規模な土地開発が行われており、
その影響は海洋環境にまで及んでいます。
そこで、マレーシアでは、ジョホール沖の危機にさらされたジュゴンと海洋保護研究のため、3年間プロジェクトとして、海洋生物学博士のルイザ・ポナンパラム(Marine biologist Dr Louisa Ponnampalam)を採用しました。
The Star Online |
ポナンパラム博士は、ジョホールの東海岸の島々を中心に、マレーシアのジュゴンの生息地として必要な領域保護を目的に調査をすすめていきます。
海草藻場は、ジュゴンの生息地として必須であり、洋生物全体、そして我々の魚介類を提供する場であるものの、現在、法的な制限規定はありません。
この研究で、ジュゴンの行動範囲から特定エリアへの依存度を探り出すことによって、政府機関は、重要な生息域保護区を設定するための決定ができるであろうと語っています。
ジュゴンは、自然保護国際連合の絶滅危機種としてレッドリストには入っていないものの、マレーシア海岸沿に生息している種類の絶滅の可能性が高くなっています。
この草食海洋哺乳類とその海草の生息地は、沿岸開発、商業漁業、生息地の保護不足という人間の活動によって脅かされています。
ここ1~2年、環境などかえりみぬかと思えるような開発振りに、こんな熱帯雨林にそこに生息する動物たち、海洋生物の保護などが行われないのかとはらはらとしていましたが、
ここへきてようやく、こんな記事がでてきました。
特に、エコツーリズム(自然環境保護旅行)の地
としてヨーロッパ各国に宣伝をしていくようなことから、
自然環境を考える
エコ マレーシア
となっていくといいですね。
このエコツーリズムに乗じて、東マレーシアにインドネシアのオラウンタン保護も積極的に行われることを願います。
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