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2015-06-21

シャトル・トレイン運行でコーズウェイ違法横断者が消える?

マレーシア鉄道公社(KTMB)は、来る7月1日より、ジョホールバル・セントラル(CIQ)とウッドランズ(Woodlands)間でのシャトル・トレイン・サービスを開始。

このサービスは、毎日、朝5時半~夜11時間に7往復を予定してあり、この2年近くのコーズウェイの異常な交通渋滞の緩和に役立つであろうと伝えています。

ジョホールバルとウッドランズ間でシャトル・トレイン・サービス

シャトル・トレイン・サービス時刻表

2015年6月15日発表時、KTMホームページにて確認ください
  • サービス時間帯:朝5時半~夜11時間に7往復
  • 料金
    • ジョホールバル―>ウッドランズ: RM 5
    • ウッドランズ―>ジョホールバル: SD 5
このシャトル・サービスの開始にともない、これまでのウッドランズへの鉄道サービス(Butterworth-Woodlands、KL Sentral-Woodlands、KL Sentral-Woodlands、Gemas-Woodlands)は、ジョホールバル・セントラル(CIQ)が発着地となります。

このシャトルトレイン・サービスの使い勝手?

乗車時間はほんの5分。
車やバスに比べて大幅な時間短縮が望めそうです。

ただ一つの難点。

到着地、ウッドランズ・トレイン・チェックポイント(Wodlands Train Checkpoint)駅というのは、シンガポールの便利なMRTと直結していません。

ウッドランズ・トレイン・チェックポイントからシンガポールへ

MRTウッズランド駅よりも近いマーシリング駅(Marsiling)でも約1.5km。

トレイン・チェックポイント駅(ウッドランズ・チェック・ポイント)より

  • 170バスにてクィーンストリート、クランジ駅(Klanji)
  • 目的地別のバスを利用
  • GRAB(グラブ)―国は違っても利用可能
  • UBER(ウーバー)―国は違っても利用可能
  • タクシー
ジョホールバルからシンガポールへの交通案内にて、このシャトル・トレイン・サービスを含めた交通手段別料金比較を確認できます。

(2015年7月3日更新)

シャトルトレインサービスは好評で、ほぼ満席

7月1日開通初日のシャトル・トレインの利用状況は、ジョホールバルからの朝の通勤時間帯は満席。

シンガポールからの朝の便はがらがらであったとのこと。

写真 (c) StraitsTimes


シンガポールへの通勤、通学時間短縮に非常に役立っているようです。

ただ、ジョホールバル出発のシャトル・トレインは大反響であったものの、コーズウェイ渋滞の解決には役立たなかったようだと伝えてあります。

コーズウェイの渋滞状況から、1時間に1本のシャトル・トレインでは、とても太刀打ちできないのは、かなり明らかかと。

また、このシャトル・トレイン・サービス開始案内のあった6月に、コーズウェイでの別問題がうかびあがっていました。

コーズウェイの違法横断者逮捕

以下、写真 (c) thestar.com.my

突如、コーズウェイ上にあらわれる歩行者。

マレーシアでは、新コーズウェイCIQの完成後、

以前は可能であった歩行を禁止

それでも、違法横断者は増えていた模様。

というか、

バス通勤であっても、イミグレでの混雑と
コーズウェイ渋滞で時間がかかるためか、

なんと、

ジョホールバルのイミグレ、CIQを通らず、

隣接の工事現場からジョホール水道パイプを乗り越え、

線路に入り込んでの違法横断者が増えているのです。

 

上記写真を含めた違法横断者の記事を読んだのが6月20日前後。

6月26日早朝5時~8時の間、シンガポーリアン2名を含めた37名が逮捕され、国を違法的に出国すること自体が厳罰に値するとして、上限5年の禁固刑、もしくはRM10,000(約35万円)の罰金か両方の罰則適用といったニュースが。

そして、6月29日、またまた14名の逮捕

歩行者逮捕のみでなく、車両運転手もまた逮捕

6月30日には、去年のコーズウェイ混雑の原因ともなったウッドランズ・チェック・ポイントでの逮捕劇が展開されていました。

シンガポールPR保持者の34歳女性、早朝5時ごろ、ウッドランズ・チェック・ポイントにて、イミグレ・クリアランスにて停止、ドアを開けることを拒んだため、イミグレ・オフィサーが窓を壊しての逮捕となったようです。

去年の出来事のように、一体、どうしてマレーシアを出国できたのかなんて単純な疑問もでてきますが、それぞれの罰則として禁固刑に罰金が適用されるようですが、これまた以前のように、メンタル・ヘルス協会施設での拘束となっているるようです。

コーズウェイ違法横断者、逮捕後も消えず

コーズウェイ違法横断の話題にもどります。

2回にわたっての逮捕者がでながら、現在も、ジョホールバル・イミグレーションでの出国手続きをとらず、閉鎖された工事現場からの抜け道ではなく、別の抜け道から、もっと早い時間帯にコーズウェイの線路を横断している人たちがいる模様。

こういった違法横断者のほとんどのマレーシア人は、シンガポールでの就労許可保持者で、コーズウェイの渋滞にかかる時間の節約、はたまた、交通費の節約のために、この強行手段をとっているとのこと。

マレーシア出国の記録もなく、一体どうやってシンガポールへ入国できるのか?


  • マレーシア人の旅券は、自動エレクトロニック・ゲート通過出国でスタンプ不要
  • また、シンガポール・イミグレとの相互データ連携がない、

という単純な理由で、違法行為が簡単に出来てしまうということ。

なんか

すごい

ジョホールバルとシンガポールってコーズウェイはさんで1キロほどのところ。

  • 仕事はシンガポールで、


  • 眠るところはジョホールバルで、


  • と、気軽に行き来できるはずが

混雑で

  • まともにイミグレとおる時間をおしんで


  • 違法の国境越えまででる始末

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