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2015-06-16

シンガポールもタイに続きビザラン規制?マレーシアのビザ査証に関すること!

マレーシアへの入国・再入国の審査そのものが厳しくなり、シンガポールへのジョホールバルからの入国審査も輪をかけて厳しくなってきています。

タイのビザラン規制に続け!といった勢いで、シンガポールへの入国拒否を受けるケースまであるようで、驚きです。

マレーシアとの国境シンガポール入国審査でストップ!

マレーシアよりも入国審査に神経をとがらせているシンガポールで、このごろおこっていること。

マレーシアの就業ビザ、学生ビザ、帯同ビザがあるにも関わらず、定期的にシンガポールを訪れていると、

ある日、突然、
どうして、こんなに何度もシンガポールへくるのか?
と、オフィスへ呼び出しての質問を受けるなんてことが、邦人、外国人長期在留者におこっています。

マレーシアで正規の長期滞在ビザを保持している外国人にとっては、
  • いったい、何がわるいのよ!
  • ちゃんとマレーシアでの滞在ビザがあるのよ!
  • しかも、シンガポールに、わたしたちは無条件ではいれるんでしょ!
なんて息巻いても、シンガポール側にとっては、
  • マレーシアでのビザ保持なんて全く関係ない、
  • 痛くもかゆくもない!
  • 無条件でシンガポールにはいれるといっても、怪しければ、我々にはとめる権利なり義務がある!
といった感じのスタンスのようです。

それよりも、
  • どうしてシンガポールに何度もくるのか?
  • マレーシア長期滞在を利用して、シンガポールで仕事をしているのではないか?
なんて疑われることもあるようなのです。

ってことは、

誰かこれをやったな~!

とにかく、困るのは、こんなすごいチェックをするイミグレ入国審査官がいるものだから、
  • マレーシアでのビザの申請・更新がまにあわず、
  • ソーシャルビザ取得を目的にシンガポール往復でもしようものなら、
  • 特に厳しい対応を受けるケース「シンガポール入国拒否!
なんてケースまで出ているようです。

マレーシアのビザ申請・更新の取り扱いが変化

ビザランなんてもうありえない?

数年前までは、ビザ申請(更新)に時間がかかるような場合、
  • シンガポール等への往復をする、いわゆる「ビザラン」で、新たに約3ヶ月のソーシャルビザ(観光目的ビザ)を取得、
  • マレーシアに滞在しながら、就労・学生ビザ取得を待つことが当たり前のように行われていました。
現在は、プトラジャヤ、もしくは現地のイミグレ・オフィスに、ビザ申請・更新に関する書類を提出し、ビザランではなく、正規のビザ取得まで滞在許可を延長したビザを発行してもらうべきだといわれるようです。(長期滞在の場合、本来は、これが正規の方法
ビザランに関しては、「タイのビザラン再入国規制が厳しく!」で説明しています。

就労ビザとってあげるよ、なんて甘い手口に注意

マレーシアで、就業ビザなどの長期滞在ビザ取得が可能な条件を満たしていないのに、なんとか、長期滞在を目的に画策する外国人が結構多いようです。

ちょっとしたタイトルをもつ人のコネクションを利用したつもりが、数千リンギの手数料を支払ったものの、ビザが取得できなかったという西洋人に他アジア系の人たちがいます。

西洋人、インドネシア人の被害の話を聞いたことがあるのですが、実際に、正真正銘のタイトルをもち、仕事柄信用できる人に話をもちかけられたケースもあったようです。

詐欺をはたらいた当人はわかっているのに、ビザを取得できる資格がない。また、実際に違法行為を行っていることから、警察に被害届けを出すこともできず、泣き寝入り、そして、痛い勉強代だったとあきらめるしかないようです。

ビザ関連の賄賂汚職問題で逮捕される人続出


この数年、マレーシアではアンチ・コラプション・コミッション(汚職防止委員会 - The Malaysian Anti-Corruption Commission (MACC) )の活動が盛んで、警察、イミグレ職員の賄賂汚職による逮捕が増えています。

特に、イミグレやカスタムでのビザに関する賄賂問題での逮捕劇が続いています。

就労ビザ更新の完全オンライン化

全ての種類のビザの更新を、完全オンライン化とう動きに対して、外国人就労ビザに関しては、強い反対意見から保留となっていました

しかし、今年一月、外国人就労者(Foreign workers)のビザ申請登録手続きもオンライン化されることが決定。2015年6月15日から実施されています。

これにより、7月1日には、これまでのマニュアル受付カウンターが終了。

オンライン登録、更新時の処理時間の短縮のみでなく、賄賂問題も解決されるようになるのでしょうか。

マレーシアもいよいよバイオメトリック認証ビザ発行


すでに、いくつかの国で自国民や訪問者に対して実地されているバイオメトリック認証。

海外の反応

指紋眼球の虹彩声紋などの身体的特徴で、本人確認を行うバイオメトリック認証をきいたときの皆さんの反応はいかがでしたか?

イギリスでは、いくつかの学校で採用され、給食費用等未払い生徒の振り分けのようなことで、人権問題として話題になっていたことがありました。

マレーシアでは指紋をとられるのはあたりまえ

日本で、両手すべての指の指紋をとられるのは、人権問題にかかわることなんて意見が浸透していた中、マレーシアへきて、平気で全部の指の指紋をぺたぺたとおしている人たちをみたときは驚きました。

スパイ映画やスーパーヒーロー映画にでてくるような、パネルに触れることで、また、顔写真認証でドアが開くような時代になったかと思うも、やはり、人権やプライバシーに関わることでもあるなと思いつつ、

旅行者のイミグレーションでのスピード化に信憑性を考えると、オートゲートの安全化に、こんなシステムが必要になってくるのでしょうか。

マレーシアの外国人一括管理背番号登録制度

それでも、今回のこのシステム名として通達された「外国人労働者一括管理システム ― The Foreign Workers Centralised Management System (FWCMS)」の名前のとおり、外国人一括背番号登録制度に加えて、体調に保険への登録まですべてお見通しのバイオメディカルまでついてくるとのこと。

もちろん、1月にあがっていた反対意見はいまだに多く、記者の中からは、
  • こんな重要なことを、短期間で実施に踏み切り、
  • しかも、一団体のみが管理できる仕組みにするとは、
  • 裏で何かが動いているのではないか、なんて記事がでています。
なんとなく、見切り発車なのかという気はするものの、この様子では、学生ビザに、はたまた旅行者すべてにまで採用されることになるのでしょうか。

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