1. マハティア首相の誕生とアンワル氏恩赦という2大ニュース
[クアラルンプール] ―マレーシア国王―ヤン・ディパーテアン・アゴン・スルタン・ムハマドVが、ダトク・セリ・アンワル・イブラヒムに完全かつ直接的な恩赦を与えることに同意したことが、マハティア新首相より伝えられました。5月10日、マハティア氏は、国王のもと、マレーシアの7番目となる首相就任を宣言。世界で初の92歳の政府首脳が誕生。
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写真引用:https://www.straitstimes.com |
アンワル氏の恩赦を得るためのプロセスには数週間がかかる模様。
また、アンワル氏が閣僚になるためには、まず議会の一員になる必要があり、長い時間がかかるようです。
また、国会参加にいたるまでも、国王の完全恩赦なしではとげられないものの、先ずのステップはとられたようです。
1-1. アンワル氏が懲役刑を宣告されるまで
2008年にソドミー罪(男性同性愛罪)で起訴されたアンワル氏は、2012年1月に無罪となっています。その後、2013年のGE13統一選挙で快挙を得て、汚職疑惑等スキャンダルのたえないナジブ当時首相打倒姿勢はゆるぎませんでした。
しかし、2014年3月、控訴裁判所によって無罪判決が覆され、5年間の懲役刑を宣告されたのです。また、2014年1月には、日本入国を拒否されたことでも話題となっていました。
アンワルは連邦裁判所に上訴するも、取り上げられず、スンガイ・ブロー刑務所で服役中です。
[5月11日 Star Online | 要訳:Tropicallife]
5月11日の記事「マレーシアの総選挙フィーバーその2」、投稿後、ふむ、もう、ナジブさんにネット監視されて捕まえられることもないだろうって(苦笑)、後から書き足した部分があります。次のリンクで、追加部分にとびます。「1MDB汚職事件の対応」
そして、アンワー氏の懲役宣告の年月をあらためてみると、やはり、マレーシア航空370便 謎の行方不明のことを考えてしまいます。
パイロットがアンワー氏の支持者であったことから、アンワー氏の解放を求めて、飛行機をハイジャックしたという説。
もし、これが事実となると、ナジブさんの責任問題となってきます。
- ハイジャック機からアンワー氏釈放を求めて連絡
- アンワー氏がもどってくるとまずいナジブさんが無視
- 機長、とりかえしがつかないと...
ただ、この機体さがしは、マレーシアだけではなく、オーストラリアをはじめ、援助を受けて探し出せないので、まさか、ナジブさんがダイビングして、海の奥底にブラックボックスを隠しにいったわけでもないだろうし...
ナジブさん首相のとき、ほんっと変なこといっぱいありました。
ばいばい!
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