今年でいうと、カレンダー上では９月２４日になっているのですが、新月の決定は月によっての決定なので、ずれることもあるそうです。
ラマダン月前には、学校よりテレビ等でラマダン月開始日を確認して、明日だったら学校は休み、明後日だったら明日は学校、という手紙を受け取りますが、これまでのところはカレンダー通りです。
また、このラマダン開始日も、州によっては休みでないところもあります。
断食の定義
そして、ラマダン月の断食の定義ですが、約１ヶ月間、日の出から日没まで（これもまた日々かわりますが、大体朝の５時ぐらいから夜の７時くらいまで）飲食、喫煙（他にもいわゆる歓楽的な行為）が禁じられます。
朝 は、４時半頃に起き朝ごはんを食べ眠りにもどるということです。そして、その後は夜の７時まで飲まず食べず。夕方になってコーランがはじまると同時に食事 です。人によっては、朝はやく起きたくないから、眠る前１２時頃に食べて飲んで、次の夜の７時まで断食という人もいるようです。
ラマダンブッフェ
この期間は、ラマダンブッフェをホテル、レストラン、ホッカーズとあらゆるところでみかけます。
こ のブッフェは私達異宗教者でも利用できますが、経験者としましては、５時半頃からブッフェへ繰り出し、食べ物、飲み物をテーブルへ運び、それらを前にじっ と７時になるのを待つ人達の中で食事を楽しむ勇気はなく、さすがにコーランがはじまる迄まちました。皆さん、食べ始めると終わるのも非常にはやいので、ラ マダンブッフェを試してみたい方は、７時過ぎをおすすめします。
そして、この期間、公園等に行くと昼間から眠っている（横になっている）人達を多くみかけます。外で働いている人達の中には、仕事を休む事が多く、このラマダン明けと共に他の仕事へと移って行く人達が多いようです。
子供達のラマダン断食
子供達のラマダン断食ですが、その親と子供自身の判断によるとの事ですが、ほとんどの子供たちは７歳ごろから半日断食をはじめるようです。お昼の１２頃までは普通に過ごし、午後からの断食とし、夜、家族そろって断食明けの食事をとるそうです。
また、子供だけでなく妊婦さん、病人、重労働者の方々もこの義務の対象外となるようです。
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