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2015-07-17

ひったくり強盗被害女性死亡事件

クアラルンプール、アンパンジャヤ警察(IPD Ampang Jaya, Kuala Lumpur)から、死者をだしたひったくり強盗の容疑者とおもわれる人物の顔写真がでています。


Malaysian Crime Awareness Campaign (facebook)

7月12日、アンパンジャヤ(Ampang Jaya)のシェル・ステーション前で被害者が死亡となったひったくり強盗事件(snatch theft)が発生。

警察では、容疑者情報を呼びかけています。
  • アンパンジャヤ警察犯罪捜査課
    ASP Jaswant Singh at +603-4289 7222
  • ホットライン +603-4252 4866
  • 最寄の警察署
参照:Malaysian Crime Awareness Campaign (MCAC)'s

ひったくり強盗発生状況

7月12日5時10分頃、メラワティ地区からアンパン方面へむかうMRR2のペトロ・ステーション(ガソリンスタンド)近くで発生。

目撃者によると、20代ほどの二人組男性が、バイク上の母親の金のチェーンを奪おうとしていたようで、それに反応し、乗っていたバイクごと溝に滑りおちたとのこと。

母親(47歳)はその場で死亡、娘(27歳)は重症でアンパン病院へ送られました。警察によると、容疑者のバイクは、黒い車体のヤマハ125zのようです。

BERNAMA

ハリラヤ直前に罪なき母娘におこったこともさながら、ひったくり強盗の無情さをあらためて知らされるショッキングな事件です。

ジョホールバルでも注意喚起

ジョホールバルでも、ひったくりのみならず強盗ギャング団の犯罪に逮捕が相次いでいます。

今年に入って、ギャング団強盗事件が多発しているヌサジャヤ地区では、ハリラヤ前夜、トラック運転手が射殺されるという事件が発生しました。

6月に発生した主な被害として、
  • メラワティ地区、自宅ゲート前での強盗被害
  • ヌサ・インダ地区での自宅ゲート前で子供にナイフをかざし、母親から金品を奪ったケース
  • 今年のはじめには、ブキッ・インダにて、一軒家に火炎瓶(Molotov cocktail)を投げ込もうとしていた15~21歳の4名が逮捕されました。
警察では、モーターバイク、車泥棒のシンジゲートも捜査中。

ヌサジャヤ警察では、7月にはいって、住民への警戒をよびかけています。
  • ヌサジャヤ警察 07-511 3622
また、7月にはいって、シンガポールからジョホールバルへ入国してすぐの信号停止中に、車の窓を割っての強盗被害、駐車中の被害が多く報告されています。(記事

車のウィンドウ割られました

去年の話ですが、夜、外出時、路上駐車した車の運転席側窓を割られたことがありました。

ダンガベイ沿いで開催されていたイベントから引き上げるときに気付きました。

ガラス破片が飛び散った車内をなんとかしようとドアを開けていた際、道路対面側にとめたバイクと人影に気づき、「もしかしたら、あの人達かも。皆のところへもどろう!」

と、つまづきそうになりながら、よろけながら走りました。

そして、まだ、お店にいた友人たちと一緒に車のある場所へ。

友人たちの車で前後を囲んでもらい、運転席のガラス破片を大雑把に処理、そして、自宅までサポートしてもらいました。

サポートしてもらったのは、こちらを観察してたバイクがあったことで、皆が不安を感じたからです。

以前のひったくり強盗被害の後、ずいぶんと警戒心が強くなったものの、引ったくり強盗では、狙われやすい状態をつくっていたことを後悔したのみで恐怖感は残りませんでした。

今回の車上あらしは、なぜ、この車だったのか?あの対面車線にとまっていたバイクライダーが犯人だろうか?近くの工事現場の作業員なのだろうか?

車上あらしにあったあと怖かったのは何故?
一番恐怖感がわいたのは、車にもどる様子をじっとみていたバイクの人物に、他の仲間が、今、ここに向かっているのではないか?ガラスを割ったパランでおそいかかってくるのではないか、なんてことでした。

これは、結構、あとまで気になりましたが、じっと家にこもっているわけにもいかないので、いろいろと工夫しながら外出しています。

マレーシアのひったくり強盗の凶悪化

このハリラヤホリディ後、2014年のマレーシア犯罪指数から、犯罪件数は減少しているなどと書いてありました。

各国、日本と比較ができる犯罪指数をみると、犯罪件数が減っているようにはおもえません。

以前、ビデオに録画された犯罪現場を添付しました。

こんなビデオであったり写真をみるのは苦手ですが、実際の犯罪現場ビデオを観察することで、状況を把握し緊急対処法を考えておくのも予防と被害を最低限におさえるのに役立つのではないかと思います。

気分の悪い映像もあると思いますので、ご注意ください。



今年のニュース記事で、マレーシアのひったくり強盗の70%以上はドラッグ中毒者であるというものがありました。

また、多くのドラッグ中毒者は無職で、ドラッグ購入の目的で強盗にはしる、ということです。

クアラルンプールのローヤットプラザ暴動の発端となった携帯電話泥棒犯は無職で、逮捕後、ご両親の助けで保釈金をだしてもらっていました。

複雑です。

アラーの名を叫ばないようにお願いした犯人

去年のいつだったか、ジョホール州で、マシェット(鉈)をもった二人の強盗が母娘の住む家屋に押し入る強盗事件がありました。

恐れた母親が「アラー」と叫び続けていると、強盗の一人に、宗教的な教えに反した行為を行っていて、罰が怖いから「アラー」の名をださないようにと注意された、なんて記事がありました。

どの宗教であれ、みな、そうやって罪を意識しつつ犯罪をおかしているのでしょうか。

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