Google+
2015-07-13

ブキッビンタン周辺一部地域は暴徒騒動で立ち入り制限

クアラルンプールのブキッビンタン(Bukit Bintang)は、マレーシア主都の中心街として知られています。また、昨年のギャング抗争事件、首相の名前がでてくる銀行マン殺人事件の場として、このところニュースでよくめにする地域です。

昨夜から早朝にかけて、100人以上が関わったとおもわれるる暴徒騒動での怪我人、逮捕者がでており、月曜日現在、立ち入り制限がでている区域があります。

写真(c)nst.com.my


ブキッビンタンに暴徒が集まったわけ

事の発端は、土曜日、ブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)ロウヤットプラザ(Low Yat Plaza)内、携帯電話販売店で、RM799の携帯電話を買う目的でおとずれた顧客が逮捕されたことによるものです。

販売員が、フリーギフトをとりに場を離れた際、その顧客が携帯電話とともに逃走、他販売店員によって捕まえられ警察に引き渡されました。

その事件後、逮捕された若者の友人グループが、この電話販売店におしかけ、販売員達への暴行、約70,000リンギの被害となる店内破損で、そのうちの1名が逮捕されました。

また、その後、「人種差別による誤逮捕」として、ソーシャルネットワークでの呼びかけがひろがり、200人もが集まる暴徒騒動へとひろがったのです。



写真(c)The Malaysian Insider
クアラルンプール警察は、これらの乱闘は、主なグループの友人が、携帯電話窃盗容疑で逮捕された(すでに盗み行為を確認済み)ことに対する復讐的行為で、人種差別的動機によるものではないと発表しています。

真夜中から早朝にわたっての暴徒騒動

日曜日の夕方におこったロウヤットプラザでの販売店、店員への暴力騒動後、警察は、ロウヤットプラザに対し、早期店じまいを呼びかけていましたが、ソーシャルネットワークでひろまっていた疑惑への抗議として、ブキッ・ビンタンのロウヤットプラザ前には徐々に群集が集まり、夜中過ぎには暴徒化してきました。

また、警察による一斉取り締まり、警備が行われていましたが、質問、尋問等への反発もあったのか、写真をとっている通行者への暴力行為沙汰もおこっています。

ニュース参照:News Straits Times、:News Straits Times

基本は、いたの?みたの?

こんな騒動、喧嘩沙汰がおこっている場にいあわせた際、カメラ、スマートフォンを向けたりして被害にあわないように。

それにしても、ソーシャルメディアでジャスティス(正義、公平)を叫んでいるからと、そうだそうだと、のってしまうのは変でしょう。

そこにいたの?
みたの?

と、自問してみることが、いろいろな噂話が耳にはいってきた際、どう判断するかにおいて一番重要なことなのでは。

クリック応援おねがいします!
マレーシアのブログリストへ…
ブログランキング・にほんブログ村へ
関連記事:
0 件のコメント:

フォロー・Follow


翻訳を含めた投稿記事の無断転載、無断コピーなどはご遠慮ください。一部引用、転載の際の連絡は不要ですが、引用元として、当サイトへのリンク< http://asia-tropicallife.blogspot.com >を追加ください。

*投稿日以降、情報が変わっている場合もありますのでご了承ください。

サイト管理人への連絡

名前

メール *

メッセージ *