ジョホールバル領事駐在官事務所閉鎖
ジョホールバル在住の方であれば、すでにご存知の方が多いかと思うのですが、在ジョホールバル領事駐在官事務所が来年2015年1月1日をもって閉鎖となります。
ジョホールバル領事駐在官事務所のあるメナラ・アンサー |
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ここ数年間で、3~5倍ほどに増えているのではないかとのJBでの日本人体感人口と比べて、在留届提出人口数は、過去10年間で最低となっているのだそうです。
確かに、駐在員家族数は、一時期減った2007~8年と比べても減ってきているのではないかと思います。
それが原因で、領事館がなくなるのではなんて思っていたのですが、昨年7月に改定された、マレーシア人の日本訪問時ビザが不要となったのも、その大きな要因なのかもしれません。
ジョホールバル在住の日本人在留届人数が、今回の閉鎖にどれほど影響を及ぼしているのかどうかは不明ですが、また、閉鎖決定後、在留邦人が増加することで、再設置の可能性があるかどうかも全くわかりませんが、
マレーシアへ3ヶ月以上滞在される場合は、ぜひ、在留届の提出を。
オンラインを利用しての「在留届」が可能です。
通常、海外へ移転する際は、日本の住民票は「海外在住」としてくるのですが、近年の様々な海外在留体系によって、日本の住民票がそのままの為なのか、海外での在留届提出割合が減っているようです。
ただ、領事館関係者によると、日本の住民票と海外での在留届には連携性がないとのこと。
日本の住民票がそのままの方も、ぜひ、ご再考ください。
Q 「在留届」とはどういうものですか。
A 旅券法第16条により、外国に住所又は居所を定めて3か月以上滞在する日本人は、その住所又は居所を管轄する日本の大使館又は総領事館(在外公館)に 「在留届」を提出するよう義務付けられております。この届け出は、実際に現地に行かれた後に行っていただくものですので、住所等が決まりましたら、 「在留届電子届出システム(ORRnet)」他のサイトヘ サイトから在留届を提出してください。また、「在留届」用紙による提出(持参、FAX、郵送)も可能です。
では、領事館がなくなることで、どう不便になるのか
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大使館、領事館で行われる主な行政サービス
以下、在マレーシア日本国大使館サイトからの引用含む
- 旅券(パスポート)の発給(要手数料)
- 証明事務(要手数料)
- 身分事項に関する証明
- 印章の証明
- 在留証明
- 署名証明
- 翻訳証明
- 警察証明(手数料はかかりません)
- 戸籍・国籍関係の届出の受理
主に、パスポート更新時にお世話になることが多いと思うのですが、
転入時には、運転免許証をはじめ、各種翻訳証明の手続きなど、頻繁に訪れた記憶があります。
これらに加えて、義務教育期間年齢のお子さんがいらっしゃる場合、
日本へ帰国する予定があるものの、日本人学校に在校していない場合、
希望者は、学校教科書の配布が受けられます。
これまでは、ジョホールバルの領事駐在官事務所で受け取りができたものの、これからは、クアラルンプールからの配布となるのでしょうね。
まさか、日本人学校を管轄する日本人会のほうで、その会員ではない家族へ教科書配布が行われるなんてことはないでしょう。
他国の実質的不便度を考えると、(ヨーロッパ系は、もともと、パスポート更新以外に大使館や領事館にお世話になることなど考えていないところもあるのでしょうが)
- パスポート更新時期がきたら速めに手続きをする
- 日本から転入の際は、免許証にしろ学校用書類にしろ、移転時にシンガポールかKLの各大使館で翻訳証明書を発行してもらう
なんて予定をたてることで、わりとスムーズにできるでしょうね。
私達日本人がイギリス人などと比べて、どうして領事館等利用度が高いかというと、各種必要書類の「翻訳証明書」が必要なところもあるかもしれません。
英語の公的書類であれば、運転免許証さえも(特定国のみになりますが)、そのまま利用できるところ、日本の公的書類の場合、
免許証はじめ、結婚証明書に出生証明書等、こういった公的書類を勝手に英語に翻訳して申請することはできませんので、領事館からの翻訳証明書が必要となるんです。
どちらにしても、企業関連駐在員さんの場合は、日本人学校在校家族を含め、日本人会のほうでのホットライン的な役割もされるようなので、そんなに問題はないのでしょう。
パスポートに関しては、ドイツ、イギリスというのは、第二次パスポートの発行を受けることも可能なのです。
もちろん、すべての人たちに対して発行されるものではないようですが、仕事で海外への出張が多い、特に、ビザ申請が必要な国への出張が多いような場合は、基 本の(プライマリー)パスポートでビザ申請中に他の出張があるようなことを考えて、この第二次(セカンダリー)パスポートが発行されるのだそうです。
一般的な私達が、シンガポールに行くのにページがなくなっちゃうからなんて理由で許可されるなどとは、夢にもおもいませんが、日本でもこのようなシステムがあると、ジョホールバルを基盤にシンガポールを通って各国への出張回数が多い人には便利でしょうね。
ジョホールバル長期滞在者が今年中にやっておくことといえば、その期限と残り頁により
- パスポート更新
- パスポート増刷
他になにか?
海外で困ったら
在マレーシア日本国大使館サイト大使館・領事館でできることとして詳細があります。
緊急時の情報提供に助言、また、弁護士や通訳の情報も提供いただけるようです。
下記のリンク先を参照ください。
はじめに表示してありますが、
心構え
海外には、日本よりも危険な国や地域がたくさんあります。渡航する際には、
意識を「海外モード」に切り替え、
「自分の身は自分で守る」という心構えをしっ かりと持つことが大切です。
というのが基本ですね。
非常に基本中の基本なのですが、私たち日本人は、特別なビザ申請不要で、マレーシアで3ヶ月間の滞在が可能です。
それ以上の長期滞在の場合、一度国外へでての再入国、もしくは必要に応じて就労、学生ビザなどを申請することとなります。
タイでは、数年前から3度目の再入国への規制が厳しくなってますが、マレーシアも、ここ数年間の変化をみていると、近々同じような制度が取り入れられるの可能性もでてくるかもしれません。
これは、学生ビザに保護者ビザをはじめ、MM2Hビザ保持者であっても、当初は、未成年者の就学に学生ビザは不要といわれていたものの、毎年のように、その規則が変わったり、また、銀行などと同じように、担当者によっても対応が変わったりもします。
その都度、柔軟に受け入れつつも、緊急対応策を考える強さをもつ事が必要なのもマレーシアです。
ジョホールバル日本人会
ジョホールバルにまだまだ新しい方は、大使館、外務省サイトでの安全対策項目チェックに加えて、
ジョホールバル日本人会サイトで、
ジョホールバルの安全情報などもチェックされるほうがよいとおもいます。
このサイト上で、ニュース記事となる地元関連情報は、常に更新していますが、邦人におこった事件、事故等がニュース記事になることはめったにありません。
また、KL、JBの領事関連の方達によると、ジョホールバルだけの情報をメルマガ等で送信するのはどうか、ということもあるのだそうです。
これはこれで、ここジョホールバルに住んでいて、KLだけでの邦人被害情報を送られてもね、マレーシア全体をまとめてもらえないのでしょうかね、などといいたくなるのをグッとおさえて、
外国人が集まっているからこそ狙われやすい地域や、おこりやすい犯罪も多々ありますので、各サイトを利用して、それぞれの安全を確保するようにしましょう。
日本人学校の受け入れに日本人会員受付などは、それぞれ条件があるようですが、様々な店舗での割引特典があったり、ニュースレターの配布などがあったり、また、ジョホールバルから領事館がなくなったあとは、ますます利用頻度が高くなるのではないでしょうか。
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