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2014-02-05

2013年度 マレーシアの犯罪発生率と傾向

マレーシアの暴力的犯罪発生率統計によると、2013年度第3四半期(1月~9月)の犯罪発生率は、2012年と比べ大きな変化はないと発表。

これを受けた民主行動党の広報責任者は、警察の統計が間違っているのか、それとも、犯罪率が上昇しているという見解が正しくないのかをはっきりしてほしいと主張。

マレーシアの犯罪率と傾向
freemalaysiatoday.com

警察の統計は間違っているではないか?という疑問

民主行動党(DAP)の広報責任者トニー·プア氏は、これらの犯罪発生統計によると、

  • 2013年第3四半期の暴力的犯罪数は22,357件で、
  • 2012年の29,840件の74.9パーセントと、変化がみられない。
犯罪率上昇という見解が正しくないのか、もしくは、この警察の統計が間違っているのかをはっきりするべきだと主張。

2013年第3四半期時点での暴力犯罪の種別内訳:

  1. 襲撃事件 - 4,436 (2013) : 6,244 (2012)
  2. 強盗事件 - 15,375 (2013) : 20,140 (2012)
  3. 強姦事件 - 2,068 (2013) : 2,964 (2012)
  4. 殺人事件 – 478 (2013) : 602 (2012)
これを受けた内務大臣は、全体犯罪率は、この数年間で減少しているが、緊急条例(EO)の廃止以降、暴力的犯罪の増加傾向があると述べた。

ペタリンジャヤのウタラMPは、民主行動党(DAP)としては、以下の理由から操作がされていると主張。

  • 実際の犯罪レベルは許容範囲をこえていること
  • この警察の統計発表は、体裁を保つために、
  • 本来であれば、暴力的犯罪の内訳にはいるべき犯罪のいくつかを、
  • 重要とみられない犯罪へ移行するような操作

内務大臣に対し、犯罪を政治目的で扱うことをやめ、実際の犯罪率が許容できないレベルである事の理由とその対策をはじめることを要請。

また、警察は、容疑者を捕らえ拘留することで満足するのではなく、それぞれが、証拠を探すなどの訓練をする必要があるとの首相の提案をサポートする必要があると伝えている。

2013年と2012年を比較した犯罪全体件数(第3四半期まで)

「体裁を保つために、本来であれば、暴力的犯罪の内訳にはいるべき犯罪のいくつかを、重要とみられない犯罪へ移行するような操作がされていると主張」との意見。

暴力的犯罪の一つ、
強盗事件が5,000件も減ってるって?


そんなわけはない!
数値操作をしているのだろう!


と反論されています。

ジョホール州の

「ひったくり強盗18件(年間)」

をみて、

ということは、

ジョホール州でおこったひったくり強盗件数は、

私のまわりでおこった強盗だけが事件だったんだ。

へ~~~~~~っ

と思ってしまう私の印象をそのままあらわしています。

1月から9月までの第3四半期時点での数値

from malaysiakini.com

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