デング熱状況の悪化を懸念
イメージ: The New Straits Times |
これまで、デング熱ウィルスには4タイプあることがわかっていましたが、2007年のデング熱大流行時の東マレーシア、サラワクのデング熱感染男性から発見されたウィルスが、
新たな第五番目のウィルスであることが判明し、現在のところは、この1件だけの発見であるものの、
マレーシア、インドネシアのジャングル地帯で、数千年にわたり動物を介して蔓延しているであろうデング熱のほんの一つではないかとし、
いまだ発見されていないデング熱ワクチンの研究への新たな課題に、これまでの ヒト - 蚊 - ヒト といった感染経路をもつ4タイプのデング熱感染とは違うパターンであることなどから、
デング熱ウィルス研究者は、これからの生活での大きなリスクとなるのではないかと危惧しています。
また、今年にはいって、すでに大流行であった去年の2倍以上という異常なデング熱患者数の血液検査から、
出血性ショック症候群
をひきおこす可能性が高く、非常に危険な第2型ウィルス感染患者が最も多く、次に、第1、第4、第3となっているということです。
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デング熱記事では毎回同じことをいってますが、
先ずは蚊にさされない対策、
体調を整える、
高熱が続くときはすぐに病院受診*
デング熱流行地域の把握が大事です。
現在、マレーシアで115の大流行地域(ホットスポット)のうち、93%の107箇所がホットスポットであるセランゴール州に対して、マレーシア政府は、デング熱感染は、都市部で繁栄する感染症であることから、特に公衆衛生面での各住人の責任感の向上が重要であるとしています。
セランゴール州の107の流行地内訳:
Petaling (57 localities), Hulu Langat (43), Gombak (5), Hulu Selangor (1) Klang (1); six localities in Seremban, Negri Sembilan, and two in Titiwangsa in Wilayah Persekutuan, Kuala Lumpur.
*特に小さい子供、また、マレーシアで新しく生活を始められた方は、日本での発熱と同じに扱わず、必ず受診してください。小さい子供達の脱水症状をおこす確立は、日本よりも高いようにおもえます。
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