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2014-02-07

マレーシアのデング熱感染者数急増、死亡者数はすでに2倍

きのうのニュース記事から、クアラルンプール、セランゴールを中心にデング熱感染発生率の増加にあわせてクリニックの診療時間が延長になることを、先にお知らせしましたが、

このデング熱罹患者数、去年2013年に、シンガポールと並び、発生率に死亡率の増加で懸念されていたのですが、

この2014年、この1ヶ月のみで、クアラルンプール、セランゴールのみでなくジョホール州でも感染者数、死亡者数が倍増していると報告されています。

写真: thestar.com.my

セランゴール州(Selangor)とクアラルンプール(Kuala Lumpur)が、現在の最多発生地域で、まだ2ヶ月にもみたない現時点で、すでに6,000件以上のデング熱罹患者数が、また、死亡件数はすでに19名と、すでに悪い状態であった去年の2倍以上となっています。

ジョホール州では、この1月1日から2月1日間点で、687件の感染者数が伝えられており、去年の同時期247件をはるかに上回っています

また、この期間に2名の死亡者がでており、これも去年の1名の2倍となっています。

ジョホール健康局によると、2013年のジョホール州でのデング熱感染死亡者数は21名で、その前年2012年と比べて既に191%(約2倍)の増加であったとのこと。

ジョホール健康局では、デング熱発生撲滅のための対策を続け、また、その認識と対応策を州民にも伝えていく方針を示しています。

また、高熱があるような場合は、すぐに病院へいくようにと強調しています。

この緊急大量罹患者数のため、病院ではベッド数がたりないといった状態にもなっているとのこと。

この非常事態を受けて、主な発生地では特にクリニックの診療時間を8時~10時(11時)間、また、休日返上とし、ホスピタル(総合病院)の混雑を避けるためにも、まずは、クリニックにて受診、検査を受けるようにすすめています。

The Star Onlineより - KL,セランゴー情報

New Straits Timesより - ジョホールバル情報

{記事要約翻訳 (c) Tropicallife}

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また、感染症であるため、媒体をもった蚊にさされても、発生しない場合も多数あるかと思います。

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下記の関連記事では、注意点、対応についてもまとめていますので、是非、目を通してください。

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