日本であれば、転入する新しい地域での住まい探しでは、
- 現地を何度か訪れ
- 危険な場所が近くにないか
- 商店街の人気と活気
- 住居地までの交通状況は比較的快適で安全か
- また、近くで変な事件や事故が何度も発生してないか
このところ、こんな事故であったり、危険であるかもしれないジョホールバルの地域情報に実情が伝わっているのかと疑問に思うことがあります。
その中のひとつは、ここジョホールバルで、数年前より気になりだした
学校や住宅地が、高圧送電線のすぐ近にある
1970~80年代にかけて、アメリカをはじめ、変電所や高圧送電線の近くに住む子供達の白血病や脳腫瘍発生率が高かったことから問題となっていました。私の中では、ずいぶんと小さい頃から高圧線の近くには近寄らないといった決まりができています。All About住宅・不動産より |
実際には、その実証ができていなかったり、本当に危険なのかどうかはわからない中、世界保健機構は、以下のように、微妙ながらも「予防原則」的です。
因果関係があると断定できるほど科学的証拠は固まっていないが、何らかの対策を必要とするほどには十分な証拠とみなせる私個人としては、子供の健康に安全を第一として、特に、マレーシアで住むようになってからなのか、「疑わしきは」を念頭に暮らしています。
また、地元の人の中で、高圧送電線近くの住宅街や学校に関しての危険意識を持つ人は非常に少ないため、何の危機感もなく住まわれているのも事実です。
小さなお子さん連れで、マレーシアでの長期滞在を計画されているご家族は、移転される前に、是非、日本国内以上に、まわりの状況と地元情報を集められることをおすすめします。
新興住宅地へ入居する際に気をつけること
地元の人にならい、2~3年ほど様子を見て、また、まだ同じ区域での工事がすすめられている場合は、すべての工事がおわり、近隣の入居状況様子にあわせて入居するのがよいかもしれません。少し長くなりますが、以下は、2004~2006年に建設が進められた、ゴルフ場に隣接した高級住宅地で、2006年に、知人、友人家族におこった二つの強盗事件です。
夜中のナイフ強盗
マレーシアへ越して二ヶ月目がたったばかりの家族が、旧正月前の真夜中過ぎ、ナイフ強盗事件にあい、(非常に危険だといわれる)南アフリカでさえ、こんな危険なめにあったことがないと、ご主人の仕事を辞退、驚くほどの速さで国へもどられた出来事がありました。実は、娘がスリープオーバーへ行ってる際におこった事件でした。
ご主人がかなり大柄で、パラン(ナイフより大きな刃物)をもった泥棒たちに階段上からテレビを投げつけ、その後、取っ組み合いとなるも、致命的ではない怪我ですんだのは不幸中の幸いでした。
夜中二時すぎの電話で、あわててこのお宅へお邪魔した際、警察の調査の中、すでに3件の強盗が、その新しい住宅地で起こっていたことが判明しました。
セキュリティガードはいるものの、
- ジョホールバル中心地からは離れていて、(リモートエリア)
- 居住割合が少なく、それぞれの住居人の近隣づきあいがなかった上に、
- ホテル、ゴルフ場に隣接した広大な敷地内の高級住宅地
昼間の空き巣強盗
別件で、その近くの別の警備付き住宅地に、すでに一年ほど住んでいた友人は、昼間の外出から家にもどったら、家財に貴重品が持ち去られていました。すぐに警察に通報し、近所の人にも様子を聞いたところ、
- その近くで工事をやっていた家があったため、
- そのワーカーがトラックで乗りこんでいるのであろう、
- そこも工事をやるのだろうと見過ごしてしまったようです。
昼間の空き巣泥棒被害で、身に及ぶ危険がなかったのが幸いです。彼女もその後は、街中のコンドミニアムに引っ越してきました。
コンドミニアムは安全?
では、警備つきのコンドミニアムが安全かというと、警備つきの住宅街と同じく「絶対に」安全ということはありませんが、私自身の経験から、ジョホールバルでは、まだまだコンドミニアムのほうが安心感はあります。マレーシアへ移転後、3年間を過ごしたコンドミニアムから、広い庭をもとめて一軒家に移転し、3年ほど住んでいました。
ダンガベイを目の前にして、街中に近いながらも昔ながらの静かな住宅地。ストレイツ沿いに、バスやタクシー等の交通の便も非常によく、とても居心地のいい場所でした。
ところが、2006年ごろからのダンガベイ周辺の土地開発に伴い、隣近所が次々と泥棒被害にあったことから、あわててコンドミニアムへ舞い戻りました。
しっかりとした警備付き、どんな高層のコンドミニアムであっても、泥棒被害にあっているところはありますが、大抵は、新ブロック建築中であったり、改築中であったりと、一軒家住宅地と同じような状況下での被害が多いようです。
警備付き新興住宅地での被害例は、建築業のワーカーがトラックにて日中堂々と盗んだものを運び出すケースや、勝手がわかっている人間が夜中に忍び込むというケースが多いようです。
これも、最低でも1~2年以上入居せず様子をみることで防げることかもしれません。
特に、警備付きの住宅地であると、そういった事件がおこったことで、警備会社等に圧力をかけたり、また、それぞれの警戒心を増すことで、3~5年ほどでいい住宅街になったり、はたまた、そのまま廃れてしまったりというのが、ジョホール州の実情です。
ジョホールバルはカーボーイタウン?
また、随分と以前からシンガポーリアンに、「カーボーイタウン」と呼ばれているジョホールバル。JBにいくと、必ず、こんな泥棒被害にあう!と信じて疑わないシンガポーリアン。
たしかに、狙われるシンガポーリアンは多いです。
でも、こんな狙われるシンガポーリアンをシティスクエアの店頭などでみかけると、
はぁ~、この100っていうのは、シンガポールドルなのか、リンギなのか?と大声で店員に問いかけ
お~、100リンギか、安い~、安い~なんて、大声で$$$もってるぞ~~~とばらしているので、しょうがないないんじゃない、とも思います。
「額にシンガ$を貼り付けて歩いているようなイメージ」と、こ~んな無防備のシンガポーリアンが、JBのカーボーイタウンだけではなく、世界中で狙われている中
え、子供と一緒にJBに住んでいるの、信じれらない… JBはあぶないのに~ (といいつつ、実はいったことのない人たち…慎重派?)って何度いわれたことか。そのたんびに、
ふっ。私、実はその一味なの。もちがね全部出せ!ぐらい、いってやろうかなと思ったことが何度あるか。
気をつけて暮らせば、とてもいいところです、ジョホールバル。
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