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2014-06-24

ジョホールバル生活と2014年のマレーシア

今年もすでに半年が過ぎていきます。2014年のマレーシアと近辺は、デング熱感染者の急増による不安にはじまり、乾季からの山火事ヘイズ、そして水不足と、自然現象からの災害で大変でした。

また、水不足で断水が続く中、マレーシア航空のMH370機が行方不明に。

いまだに行方のわからない機体は、事故ではなく事件であったと新たな記事がでまわってます。

その間も、ソマリヤからのテロリスト逮捕、フィリピンでのテロリスト逮捕と、FBIの最も重大な事件にまつわる人物等の逮捕が続いていることで、過激派の行動が激しくなっていたりと、フィリピン国内のみでなく、フィリピンの過激派による誘拐事件が続いていた東マレーシアでの緊張感も高まっています。

また、シンガポールと1kmほどのコーズウェイでつながれたジョホールバルのみならず、各国際空港でのドラッグ所持者逮捕劇が続出。

マラッカ海峡やジョホール東側南シナ海でのパイレーツ事件も続出しています。

エルニニョ現象も90%以上の確立で予想されていることもあり、チャイニーズニューイアーの際にふれた
「午」というのは、本来、火のエネルギーが非常に強いとのこと。

しかも、このエネルギーは、火災や爆発をともなうほどの力強さをもつというもの。
なんてことを思い起こしています。

ほんの半年の間に、おどろくような出来事がおこっていて、まだ、半年しかたっていないのかと逆に驚いているこの頃です。

そして、

再び、水不足とヘイズ煙害の不安

6月23日クアラルンプール、ヘイズ状況

2~4年毎に発生する東南部熱帯地域の太平洋海洋表層水温暖化。その海面温度の上昇による「エルニーニョ現象」とよばれる異常乾燥が、9月まで続くと予想されている中、

本日のAPI/PSI(大気汚染指数)は、クアンタンで最も高い(94)、ポートクラン(87)、シャー·アラム(79)とペタリンジャヤ(79)という健康を害する可能性のある測定値となっています。

ジョホール州では、パシ・グダンでは(58)。

環境庁からは、API / PSI(大気汚染指数)100以上の不健康値が72時間続いた場合、cloud-seeding (気象種まき、人工降雨)を行うことを発表。

また、3月にも行われたクラウドシーディングは、未成功となる可能性も示唆。ヘイズ煙害からの悪影響をさけるために、野外活動や身体運動を減らすよう助言しています。

ヘイズ煙害情報はこちら

ジョホールバルで快適に暮らす

ジョホールバルで10年以上暮らしていて、テロリスト問題やドラッグ問題で危機感を感じたこと、実はありません。今年にはいっての、シンガポールへ渡る際のコーズウェイの混雑と、シンガポールでのチェックの厳しさでおもいだしているのが現状です。

ただ、日本人や外国人が被害となる強盗等被害の話は、ここ数年間、クアラルンプールでの発生件数に近づいていってるような気がします。

ジョホールバルの新興住宅地に、新築コンドミニアムでの泥棒被害であったり、現場での死亡事故など、驚くような事件について聞くことは増えています。

これは、シンガポールからの新しい住人、近隣外国からの短期労働者数の目に見える増加からも、ジョホールバル人口が増加していることは明らか。それと同時に犯罪、事故の件数が増えるのは当然なのかもしれません。

新開発地帯ではしばらく様子をみるほうがよい

特に、新規開発地帯で、いまだ工事を行っているような地域の場合は、すぐに入居することなどせずに、一年位は様子を見ましょう

ジョホールバルへ転入直後は、東西北とくもの巣状に拡がったジョホールバルの、コーズウェイに近く、どちら方面にも便利な街中近辺が、便利かもしれません。

退職後、MM2H等で、マレーシアで暮らしていらっしゃる方たちの話をきくと、街中に住んでいる人たち、すこし郊外に住んでいる人たちと、自分たちの生活のペースにあわせて、車を運転したり、タクシーを利用したりで、ゴルフを楽しんだり、カルチャークラスを楽しんだり、とても活き活きと暮らされてます。

ただ、子供の学校やレッスンなどの送迎があるような家庭では、中学、高校までは、日本のように、子供だけで出歩かせるわけにもいかないので、子供の時間割を中心とした生活となってしまいます。

生活のパターンがわかってくるまで、ジョホールバルの中心地に住むのって便利です。

交通事情と住居選択

日本の東京や整備の整った街のイメージそのまま

ほんの15~20km

なんておもってはだめです。

その「ほんの15km」内で、

  • 交通渋滞がひどかったり、
  • トラック等の大型車が多く、
  • 毎日のように大事故が発生している道路が含まれていたり
  • はたまた、高速道路から目的地へのまわりは、やしの木かトラックだらけの掘り返している赤土地域であったり

特に、お子さんの送迎での往復となると、街からすぐの「ほんの15~20km」が、

  • 日本では考えられないような危険なことがおきる可能性があるのみでなく、
  • ただでさえ、熱くて豪雨のある熱帯雨林地帯
  • 滝のようにふる雨でみえない、
  • 道路が洪水で氾濫している、
  • はたまた、肌がチリチリと刺されるような日差しをあびての運転

などなど、15キロほどになると、結構な冒険となるときがあり、とても疲れます。

これが、タクシーの利用となると、予約状況、運転のあらさ等で、もっと疲れます。

どうなる土地開発

土地開発に関しては、ここ数週間、ジョホール州スルタンの土地売買や、その権利行使に限度をもたせるべきではないかとの討論がおこっています。

もともと、シンガポールの多くの土地建物を所有するスルタン家ではありますが、ここ数年の土地売買による開発がいきすぎではないかとの声があがってきており、建築中、または、建築予定地でのなんらかの変更がでてくるのではないかとの話がでています。

ジョホールバルでは、特に、建築のスピードはおそく、予定よりも、1~5年ほどの遅れは全くめずらしくありません。

イスカンダ開発当初からプロジェクトに関わっている人たちの話をきいても、コントロールのきいていた当初と比べ、あまりもの多くのプロジェクトの参入に、本当にどうなるのかわからないということです。

この頃、数人のデベロッパーの方たちから、ある物件について、驚くほど同じようなよい評判をききました。

これは、本人達がが扱っているプロジェクト物件ではなく(苦笑)、他所の民間事業の物件をほめていることからも、その信憑性は高いようです。

去年、クアラルンプールから、ジョホールへ進出してきたEco World Development Group Bhd(エコ・ワールド・デベロップメントグループ)

現在のグループオーナーへの信頼性が、非常に高いようです。これも、オーナー変更などとなると、また、変わるかもしれないけれど、現在、すでに出来ている物件の質は、ジョホールバルの他の新築物件と比べると、非常にいいようです。
ピラー(柱)の大きさがバラバラで、すでに梁や壁がおちそうな、どこどこの物件とは大違いで、ピラーがしっかりしてた。
え?
ちょっとまって。すでに壁がおちそうなって一体どんな新築物件よ、とのつっこみに、え?そんなのいっぱいだよ、とのこと。
というわけで、非常によい物件というときの、その比較部分がすこし微妙ではありますが、本人の目で確かめるしかないです。

いろんな意味でも、ジョホールバルは確かに「HOT - 熱い」なのかもしれませんが、住人としては、とにかく自然と調合された、住みやすいところになってくれるといいんです。

こんな地元の特色もふまえたうえでの住居選びをするだけで、ジョホールバルでの生活は、おどろくほど快適で、南国らしくのんびりと暮らせると思います。

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