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2013-06-25

ヘイズ煙害でクアラルンプール方面の大気汚染指数が上昇





マレーシア、シンガポールのヘイズ情報とニュース


6月25日、ポートクラングの今朝は分厚いもやに囲まれ、昨夜既に危険値である大気汚染指数(API)319から朝7時の時点で487を記録

日曜日に非常事態宣言がなされたジョホール州の北にあるムアーとレダンセランゴールでは、この2日間すでにAPI280以上を記録。

バンティング、シャーアラム、クアラセランゴールにポートクラングから200kmも離れたペラ州のマンジュン地域でも高い大気汚染指数。

6月25日現在、マレーシアでは19の地域で不健康であるとされる大気汚染指数となっており、引き続き注意が必要です。

2013年6月のインドネシア、マレーシアでの野焼き状況
イメージ:wri.org
2013年6月のインドネシア、マレーシアでの野焼き状況


インドネシア警察は、昨日、スマトラ半島にて野焼きを行ったとして初の逮捕者がでました。

警察によると、逮捕された二人の農民は、東南アジアにおいて、この野焼きによる最悪事態の大気汚染問題責任を担っていると疑いのある8つの企業との関係はなく、個人の土地にて野焼きを行っていたとのこと。

疑いのある企業の中には、マレーシアの大手企業サイムダービーも含まれており、サイムダービーでは、全てを否定。

インドネシアでは、違法な野焼きに関わる全ての企業もしくは個人は、10年以下の懲役に、最高50億ルピア(US$503,800)の罰金を科されることとなっているとのこと。

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インドネシアの大臣は、シンガポールとマレーシアは、このヘイズ問題でインドネシアの立場を悪くするのではなく、「己を知るべきである」と非難。

バリのヌサドゥアで行われたASEAN諸国からのオフィシャルエネルギー会議にて、Energy and Mineral Resources Minister Jero Wacikは、 マレーシア、シンガポールからの友人よ、このヘイズ問題のみを世界に伝えるのはいかがなものか、と問いかけました。

あなた方2カ国がいいときを過ごしているときは「共有」とし、悪いことがおこると世界に向けて広める。私達の国間は夫と妻のような関係で、口論を外へ持ち出すのはやめませんか、と付け加えています。

また、アンタラ通信によると、政府は、インドネシアの現政府の評判を世界的に下げる事を目的に「ブラックキャンペーン」の実施を計画しているいくつかの野党があるとのこと。

マレーシアとシンガポール両国からの援助提供に関しては、インドネシアは、まだ応答していない。

インドネシアのCoordinating Minister for People's Welfare Agung Laksonoによると、インドネシアは助けを必要としていない。シンガポールは、このヘイズ問題に関しては「まるで子供のような振る舞っている」と指摘。

これまでに、マレーシアとシンガポールは、ガスや電気の供給や観光客での恩恵をうけているにも関わらず、ここにきて我が国への批判ばかりをあびせている。

この両国は、世界に向けて苦情宣言するのではなく、問題解決に向けて共に考えるのが先決ではないだろうか。

何よりも、マレーシアの企業に関しては、すでにこの野焼き火事に関与している兆候があり、もし、これが事実であれば、この二国のイメージはどのように変わるであろうか、と加えた。

インドネシア政府は、火災消火に向けて最大限の努力をしていた、とのこと。






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参考記事:


う~む。 ヘイズの高指数汚染よりも煙たい悪しき何かがこの三国間の政治であるのか企業であるのかの裏側でうごめいているようですね。

ちょうど、今、ものすごい雷ではじまり、強い雨がはじまりました。

ハ レ ル ヤ

PSIを確認できるサイトに日本語でのヘイズ情報サイト

ジョホールバル市街地では、ラーキン(Larkin)かシンガポールのヘイズ情報が位置的に近いです。


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