この日は、10年ほど前にジョホールバルで知り合ったフランス人家族が、現居住地のシンガポールからフランスのボルドーに移動することが決まったということで、4年ぶりに会う予定の日。
4月4日に4年ぶり、しかも、4回続けておこることからテトラッドなんてこれまた特別期間中の皆既月食の日。
月食がはじまる頃にやってくる友人家族との食事は、お月様がきれいにみえるプール際でサングリアとワインでのんびりと楽しもうと、子供たちも朝からチーズケーキにキッシュを焼いたり、私自身もめずらしく時間通りに準備をすすめていると、
くもり空からどんどんと風が強まり
雨
大雨
雷雨
おやおや
時間通りに準備をするなんて、なれないことをやるもんじゃないですね。
もしかしたら、あんな大雨となったのは、
予定をたてることなんてめったになく、
おもいたったが吉日とばかりに急遽連絡をとったり、
友人たちがあつまるときに、平気な顔して、
あはは~、まだ、つくってるから、なんて、すっかり
フランス人的な(決してマレーシア人的であるとはいわない)わたしが、
7時開始に向け、前日の買い物からして準備万端なんて、
普段やりなれないことをやったからかも。
そして、もちろん、期待を裏切らずに、ちょっと遅れてやってきた友人家族。
幼稚園時代から、シンガポールへ引っ越すまでの小学生低学年時代を、ほぼ毎日のように一緒にすごし、そして、週末はそれぞれの家でスリープオーバーで過ごしていた子供たち。
そして、
子供たちの成長にあらためて驚く瞬間
不思議なことに、我が子たちの成長って、どんなに急激に背がのびようと、横にひろがろうと、なかなか気づかないものです。
小さいころから知っている子供の友達に久々に会うとき、特に、ティーンエージャーになってからの変化で、あらためて自分の子供の成長に気づくことがあります。
何年も会っていないティーンエージャー達は、それぞれに背も伸びながらも、幼いころの面影は残っているものの、話し言葉も内容も、すっかり大人に混じって会話ができるほど。
シンガポールのフランスの学校へ7年近く通っているため、会話が成り立つのかと思いきや、フランスの大学受験資格(バカロヤ)の前に、イギリスのIGCSE(中等教育終了資格)の英語と英文学の試験があるということで、英語力が高くておどろいてしまいました。(もともと、ご両親ともに、フランス語よりも英語力のほうを重視していた家庭だったこともあるのかも)
母国語のフランス語は、イギリス英語訛りで、とてもスノビッシュで恥ずかしいとお母さんが笑っていたほどだったけど、フランス語が聞けなかったからどうなっているのかわかりませんでした。(聞いたらわかるのかといわれると、きっとわからない)
これは、上の子たちの話で、逆に、下の男の子同士は、我が家の息子の英語のRの発音がみょうに巻きが長くてフランス語っぽいよねと笑っていたのでした。
お月様と皆既月食はみることが出来なかったけど、はじめはちょっと照れていた子供たちも、すぐにうちとけ、それぞれに会話がはずむ中、当人達にはきっと恥ずかしくてしょうがない、でも、私たち大人にとっては思い出すだけでも笑顔がでてくるような忘れがたい出来事の思い出話で盛り上がった夜でした。
来年のIGCSEのあとのバカロヤ、A-level進路の話では、上の子たちは、ともに、バイオロジーと法律学に興味があることがわかり、それぞれの学校でのバイオロジーの実験の違いを話して笑わせてくれたり、IGCSEの英文学の勉強法について比較したり、高1の年齢で、こんなに将来的な目標について語れるものかと、それぞれの成長振りにもおどろきなたら、(お互いに久々にあうものだから、もしかしたら、ちょっとカッコウつけていたのかな)
また、下の子たちは、ともに、中2の年ながら、なんだかのんびりと、勉学にもスポーツにもあまり興味もしめさず、ポケモンの話にゲームの話なんかをしている姿をみて、(この子達はきっと高1になっても、こんな話をしているのではないかなんて不安もよこぎりながら)どうして小さい頃の3年間、それぞれに、おどろくほど仲がよかったのかわかったような気がしました。
6月にはフランスへ帰ってしまうけど、また何年かたって再会しても、ずっと気のあう友達でいるのではないかと思います。
マレーシアへやってきて、2年、3年、5年目と、子供たちの年齢が同じぐらいで、ずいぶんと親しかった家族が次々と帰国していった際、すっかり落ち込んでしまうほど悲しい時期がありました。
子供たちも、仲のよい友達が2~3年で離れていくのを悲しんでいるのだろうと話をしたことがありました。
はじめは悲しかったけど、また、新しい友達ができて楽しいし、本当に会いたい友達だったら、どこかで会う機会があるはずだから(機会をつくるはずだから)大丈夫!といいきった娘の言葉、どうやらその通りとなりそうです。
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2 件のコメント:
「本当に会いたい友達だったら、どこかで会う機会があるはず」。本当にそう思います!
でもジョホールバル人さんはJBからいなくならないでね(笑)。
むふふふふ。
このごろ、本当にわからなくなってきました。
ケセラセラで過ごしています。
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