就労ビザ更新手続き―住み込みお手伝いさん
お手伝いさんの契約更新は、契約代理店(エージェンシー、Agency)を通しての手続きが一般的ですが、私たちの代理店がクアラルンプール(JBの代理店では私達外国人は、住み込みお手伝いさんを申請出来ない為)ということもあり、今回は自分達で手続きをしました。(2007年)更新手続きで、ビザ終了期限の数週間前にイミグレーションへ行った今回、2ヶ月前に手続きをはじめなければいけないとのことで、RM100(約3000円)の罰金(fine)を支払う事になってしまいましたが(期限前に行ったのに何故?と疑問は残るものの)、手続きそのものは簡単です。
- ビザ終了期限の2~3ヶ月前に、パスポートと手紙を最寄のイミグレーション(Immigration Department)へ
- ビザの更新金額(RM445/2005~8年次金額)を銀行にて支払う
Bank Draft to Pengarah Imigresen Negeri Johor
- イミグレーション内のFOMEMAのメディカルチェック認定医院よりクリニックを指定し、料金(RM190)を銀行にての支払い後、FOMEMA専用フォームを受け取る
(私達のビザ申請更新と違う点は、X-rayも含めた細かな項目が指定されたメディカル・チェックが必要)
*料金の支払いは、銀行へいかなくてもイミグレーションと隣接する代理屋さんで、RM10のサービス料を払ってBankers Draftを発行してもらうことも可能です。
メディカル・チェック(FOMEMA専用フォームとパスポートを持参)
- X-ray(レントゲン)指定医にてレントゲン撮影後、用紙を受け取り指定クリニックへ
- X-ray指定医からの用紙を添えて、FOMEMA専用フォームを提出
尿検査、血液検査をはじめ一般的チェック
*診察がすんだら、クリニック・ドクターのサインとスタンプが捺されたFOMEMA指定用紙とパスポートを受け取るのを忘れずに。
クリニックからFOMEMAへの通知結果登録が完了するのに10日間程かかります。
結果登録の確認方法
- Website: www.fomema.com.my
- 最寄のFomemaへ連絡
Fomemaからイミグレーションへの登録が済んでいるのを確認したら、
パスポート、Fomema指定用紙にBankers Draftをイミグレーションへ。
*イミグレーションでのメディカルチェック結果登録期間は3ヶ月のみです。
(以下、2014年7月更新)
オンライン就労ビザ更新
2014年現在、就労ビザの更新は、運転免許証に道路税等の更新をオンラインで行えるMyEg Services Berhadでも可能となっています。
一般就労ビザ、スチューデント(学生)ビザ、
ガーディアン(保護者)ビザの更新
学生ビザに関しても、マレーシア国内でのスポンサーが必要となりますが、通常は、各企業と同様、各学校機関にて申し込みと同様、更新も行ってくれます。企業、学校機関で手続きを行ってくれるにせよ、
更新日を知らせてくれる可能性はかなり低いとおもいます。
更新期日と更新手続き確認は、
各自で責任をもって行いましょう。
スチューデント(学生)ビザ、 ガーディアン(保護者)ビザ
学生ビザ発行機関: 各学校によって発行可不可条件が違いますので各自で確認が必要です。ガーディアンビザ対象者: 18歳未満の学生の保護者を対象に、学生一人につき保護者一人への保護者ビザが発行されます。
就労不可で、
1年毎の更新となります。
就労ビザをもつ両親の場合、その扶養ビザが発行されたり、MM2Hでも20歳以下は両親のビザ期限にあわせてMM2Hビザがあるため、スチューデントビザは必要ないといわれています。
ただ、マレーシアでは、こういった条件が頻繁にかわったり、また、担当官によって学生であるならスチューデントビザが必要であるといわれることもあります。
我が家では、もともと扶養ビザであった子供たちですが、何がきっかけであったか、今では学生ビザとなっています。
毎年の更新でパスポートページ数が気になるので、また、扶養ビザにもどせないかと思っているのですが、学校旅行等で、学生ビザではなかったためにイミグレで問題があることもあるようです。
2014年現時点、扶養ビザ(ディペンダント・ビザ)や
MM2Hビザを保持していても、
学生には学生ビザが必要となっています。
マレーシアの教育そのものに、外国人の就労条件等が、数年どころか次々に変わりやすい現在のマレーシア。
最新情報に注意し、また、柔軟に対応するしかありません。
MM2Hビザの申請と更新
MM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)ビザに関しては、それぞれのエージェントを通されている場合が多いと思いますが、申請に更新方法は、MM2Hサイトにて確認できます。また、サイト内に各地域のエージェントリストがあります。マレーシアで、イミグレーション内部での就労ビザ発行に関する詐欺行為が発覚し、10名以上が逮捕されています。
また、ビザの件とはちがいますが、邦人代理店の賃貸、事業登録等への不満の声もあるようです。
詐欺であるのか、特別サービス料として納得すべきものかの判断力が必要だとも思いますので、別に記事をまとめています。
マレーシア、ジョホールバルって、住居地、遊び場、友人たちがきまってくると、いまだにのんびり暮らせるいいところです。
どんなにのんびりしていても、ビザ更新だけは忘れないようにしましょう。
罰金だけではすまない場合もあります。
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