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2015-02-27

マレーシアの旧正月の爆竹、焚き火と15日目

こんな夜中に爆竹と焚き火!あ~、マレーシア…

本日、真夜中前に眠っていた人はラッキー。
旧正月も1週間が過ぎ、花火も爆竹もおちついてきたとおもいきや。

真夜中にはじまったバキバキバキ音と、またもや旧正月前夜のような騒ぎが。
(といっても、実は、私の住居地では遠くにきこえるだけで、心臓にひびくような爆撃戦音ではないものの)


旧正月9日目

特に、ホッキエン(Hokkien、福建)の人たちにとっては、お正月よりも重要だといわれるジェイドエンペラー(Jade Emperor、玉皇大帝)誕生のお祝いの日なのです。

ジェイドエンペラーといえば、西遊記にでてくる天地の全てを司る最高の皇帝。

この日は、日本が関係があることでサトウキビを捧げたり、また、神々をたたえるための特別なお祈りの儀式があります。

そして、この前夜祭として、花火に爆竹のみでなく、Joss paper(ゴールド・ペーパー、ゴースト・マニーとかヘル・マニー、地獄のお金)を燃やす日でもあります。

写真:Wiki
旧正月以降、マーケット(パサ、市場)等で、束になった金色の紙束をみかけられた事があるかと思いますが、こんな偽札のようなものを燃やすんです。

そして、なんと!

コンドミニアムのバルコニーでの焚き火を発見した人までいます。

みなさん、ご近所さんの火事にご注意を!

また、明日の朝は、いろいろなところで、大量の紙等の燃えカスをみかけることと思います。

旧正月13日目

日本のお正月から7日目の七草粥のようにベジタリアン食の日が13日目。

日本と同じく、ちょっと疲れた胃腸の回復のためですが、日本のように邪気払い等を願って、草を刻む回数も決まっていたり、なんてわけではないようです。


そして、旧正月お祭りの最終日といわれるのが、

旧正月15日目

ランタンフェスティバル
今年は、旧正月15日目となる3月5日が「ランタン・フェスティバル」の日です。

もち米団子を食べ、ロウソクを灯したランタン、提灯をもって外を練り歩くことで、家の中の邪気を外へおいだします。

小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では、学校の友人家族達と一緒に楽しめる行事でもあります。

子供たちがつくった自家製ランタン

これは、すでに7~8年前の写真です。

子供たちが小さい頃って、なんだか、こんな風にそれぞれの行事毎にはりきっておりました。

キャンドルを灯して、本当にこれをもって練り歩けたんですか、なんて、どうかきかないでください。

練り歩き用は、こんなランタンが、どこででも購入できますのでご心配なく。

写真:thestar.com.my

このフェスティバル最終日、パートナーを探している独身男女には、もうひとつのお楽しみが。

チャッ・ゴ・メイ(Chap Goh Mei/y)
まるでバレンタインディをおもわせるかのように、独身女性が、みかん(マンダリン)に自分の連絡先などを書いて、川などに投げ捨てます。

それを拾った男性が、甘くておいしいみかんにたどり着けたら、

それは、そのみかんの出所の女性との良い運命を約束するもの、とな。

写真:thestar.com.my

上の、必死にみかんをすくいあげようとする男性陣の乗ったボートまつりは、ペナン開催もので、ペナンやメラッカでは、毎年、ランタン祭りからこのみかん運命儀式まで盛大に行われているようです。

ジョホールバルで川に流すとなると、どこへ行けばよいのでしょうね。

ちょっと以前であれば、ダンガベイ沿いでできたようなものの、マリナベイかレゴランドのプール?

なんで、私がこんなこと真剣に考えているんでしょうね。


また、このランタン・フェスティバルの日は

チャッ・ゴ・メイ(Chap Goh Mei/y)

とも呼ばれますが、

十五暝

の文字通り、15日目でしめくくりの日(夜)で、もちろん、花火に爆竹にと大変にぎやかに日になります。

旧正月3週間目

これも、特にジョホールバルでは、のがせない行事です。

チンゲイ・パレード

おみのがしなく。
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