20年前の休日設定に逆戻りとなるジョホール
この11月にはいり、主にFacebook上で、ジョホールバルの休日が変わるらしいとの噂が流れていました。20年前にもどることはないだろうと、ほとんどの人が気にしていなかった噂でした。それが、ジョホール州スルタンの意志で、マレーシア北部のケランタン、テレンガヌ州同様、金土休日制度が2014年1月から施行となります。
変更の主な理由
金曜、土曜日休日制度となった主な理由は、国教であるイスラム教の重要な祈祷日である金曜日に、おちついて祈祷に取り組めるようにということだそうです。マレーシア国内でも批判をあびているこの変更、特にジョホールバルでの事業、開発に関わる企業の多いシンガポールから、すでに疑問に批判の声があがっています。
陸路航路での輸出入通関手続、役所銀行手続き等、月曜日から木曜日の4日間のみが実労働日となってしまうという懸念。
民間企業や私立学校などの休日設定
民間企業や国公立ではないインターナショナルスクールに日本人学校などの私立学校は、この金土休日制度を採用する必要はないため、これまでどおりとなるところが多いようです。実際に仕事にかかわることのない住人に、シンガポールへ通学通勤をするジョホーリアンにとっては、金曜日と月曜日の混雑が減るのではないかといった期待、日曜日に銀行役所等の手続きができるといった賛成の声もでています。
ジョホーリアンの反応
ここ数日間に話をきいた民間企業、官公庁に関わる、本来であれば恩恵を受けるモスリンの人達によると、家族内で休日が変わってしまう事への不満だけでなく、事業を考えての疑問の声が多いのが実情です。もともと、金曜日は、銀行役所等へは出来るだけ行かないようにしていた人達も多いのでは?
銀行ATMやショッピングモールは何も影響なし
新聞記事等では、経済面での打撃が騒がれているのですが、もともとATMが24時間使えたり、ヨーロッパのある国とちがって、ほとんどのショッピングモールも曜日に関係なく9時ごろまで営業していることを考えると、一般的な生活や観光的には大きな違いはないのではないかと思うのですが。私達日本人がお世話になる機関としては、日本領事館がありますが、ここもこれまでどおりの休日ではないかと思います。
銀行、郵便局、イミグレーション(出入国管理局)、運転免許局、国営電話局に電気会社等が日曜日に開いてるというのは、わりと便利かもしれませんが、日曜日に官公庁、公共機関へでかける気分になるかどうかは疑問です。
マレーシアの2014年カレンダーは、下のリンク先を参照ください。また、ピンク色枠は州別で異なる祝日なので、カレンダー下にあるリストで確認してください。
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