7月の後半、ジョホール州では、2箇所の貯水池ダムの水位が低いことから、8月には、使用量の調整を行う可能性を伝えていました。
ジョホール州では断水・クラウドシーディングの計画が
ジョホール州には14箇所の貯水池ダムがあり、水位が低い二つのダム貯水池は、コタティンギ、ジョホールバルの商業、住宅地域65万人に影響があるとのこと。ジョホール州貯水池からは、メラッカ、シンガポールへも水が供給されることから、マレーシアのみでなく、ジョホール在シンガポール領事館からも(シンガポールからではなく)、クラウドシーディング協力の案がでていました。
TheRakyatPost.com |
ジョホールバル市街地では冠水問題浮上
そんな乾季がつづくなか、7月31日金曜日の午後、ジョホールバルにふきあれる大雨で、コーズウェイCIQ前のシティスクエア、コムター前の大通り、1メートル以下、膝丈まで溢れていたほどです。この日は、ペナンでも市内で雷雨後、水があふれていました。
nst.com.my |
このような冠水をおこすほどの大雨で、貯水池も大丈夫かとおもっていた矢先の我が家での水問題。
計画断水等決定のニュースはなかったはずと、マネージメントオフィスへ問い合わせると、このビルの水タンクの問題だったようです。
通常、タンク掃除のときなどは、朝の10時ごろから午後いっぱいまでの断水になったりはするのですが、別のメンテナンスが必要だったようです。
その後、午前中には水道水ももどり、ほっ。
計画断水みおくりとなるか
7月末日の大雨にその後も各地で続く豪雨の影響から、ジョホール州水道会社(SAJ)では、雷雨が続くようであれば計画水調整の必要がないのではないかと、各貯水池ダムの水位を点検監視中です。強風をともなう雷雨が、ネグリセンビラン、マラッカ、ジョホール、クランタン、トレンガヌにサラワクの一部で予想されています。
貯水池ダムの水位があがらない場合は、ジョホールバル、コタティンギ地区の約65万人が計画断水(2日間の断水、1日供給)の影響を受けることとなります。
記事参照:ラキヤットポスト
エルニーニョ現象の影響か、乾季による断水さわぎが今年も続いていますが、雨がふると今度は豪雨。
その後の東南アジアでの大洪水被害ニュースをみていると、あの7月31日の豪雨、雷雨もサイクロン・コメン(Cyclone Komen)の影響だったのですね。
国連では、被害の拡大を懸念していますが、どうか、はやくおさまりますように。
南アジア、東南アジアの大洪水被害
写真:Deutsche Welle |
インド、パキスタン、ネパール、ミャンマー、ベトナムでの被害拡大が懸念されていますが、6月に洪水被害を受けたインドでも、今の洪水被害を悪化させる豪雨が懸念されています。
また、ミャンマー、ベトナムなどでは、乏しいインフラや制限のある機能によって救援活動が遅延しています。
記事参照:Deutsche Welle
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