今回は、首都クアラルンプール近辺、マレーシア北部の一部地域。
10月23日金曜日に休校となるのは、
ペナン、パーリス、ぺラック、ケダ(ジョホールと同じく金土休日)ネグリ・センビラン、セランゴール、プトラジャヤ、クアラルンプール、パハンのベントン地区となっています。
写真・記事参照:New Straits Times場所:ランカウイ |
写真・記事参照:New Straits Times 場所:アロースター |
マレーシアの中心部から北の六つの地域では、22日午後5時の時点、大気汚染値(API)が200を超えたことより(Sungai Petani: 249, Perai: 239, Alor Star: 237, Langkawi: 235, Kangar: 224, near Universiti Sains Malaysia: 210)、夕方には休校決定となっています。
東マレーシアのサラワク州、クチン、スリアマン等では、これまでの休校指示が解除され、金曜日から学校再開となるようです。
交通機関にもヘイズの影響
ジョホールのセナイ空港 からKL、スバンジャヤ空港へは、航空費格安のプロペラ機があり、市街地へのアクセスも便利なのですが、大雨のみでなく、ここ2ヶ月以上のヘイズでも出発が遅れたり、到着時に空中待機があったという経験談もありますので、ご注意ください。これから、数週間以上どころか、エルニニョ現象が来年春先まで続くため、ヘイズ煙害も続くのではないかという恐ろしい予想がでています。
シンガポール、マレーシアとインドネシアのヘイズ問題は複雑
シンガポールでは、インドネシアを訴える動き、また、野焼きを「故意に」行っている企業商品の不売買運動等がはじまったのに触発されたか、マレーシア首相より強固な態度を示したところ、逆に、インドネシアの住人達から、マレーシアの大企業に対して訴訟するという声がでています。このところのヘイズ煙害問題では、ここ10年の間に増えてきている(止まない)野焼きを行っている企業の摘発のことが伝えられています。
しかし、悪質な野焼きが始まるずいぶんずいぶんとむかしに、インドネシアの木材をきって、うって、きって、うってと制限なしの伐採で驚くほど懐をあたためてきた政治関連の人たちも多いといわれています。
そんな繋がりから、どの企業が野焼きを行っているのか、わかっているにもかかわらず、ここまでの環境問題となってきたのではないのかなと思っている人たちは多いようです。
あ~。げほげほ。ほんっと、体調悪いです。皆さんもお気をつけください
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2 件のコメント:
息苦しいですぅぅぅぅぅ。
うぅうぅぅぅぅぅぅ。
ほんっとうに。
呼吸困難をおこしそうです。
マレーシアの会社も、シンガポールの会社も、インドネシア住民からどんどんと起訴してもらいましょう。
ここでこんなに息苦しくすごしながら、いったいインドネシアの火災元近辺住人はどのように過ごされているのか気になります。
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